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Monday 24 May 2010

メルカート(土曜マーケット)2010.5.22

今日は朝早く起きてルガーノから車で30分のところにあるベリンツォーナ(Bellinzona)という街の朝市に。毎週土曜日にあるこの朝市では、野菜やパンやチーズなどの食べる物から、衣類・本、そしてアンティークなものまでなんでもある。
今までクリスマスの時期に訪れることが多かったから、だいたいクリスマスのプレゼント色に染まっていたけど、今回は通常の朝市だった。でも、相変わらずたくさんの人人人・・・。
朝市は通常朝8時からお昼の1時ぐらいまで。食べ物は新鮮な物が揃うから、みんなこぞって買いにくる。私はというと、久しぶりの朝市だったので、まずはぶらぶらと見学。
 スイスには26のカントン(自治州)があり、それぞれがそれぞれの憲法や議会、政府がある。ここベリンツォーナは、ティッチーノ州の州都でもあり、またここにある旧市街と三つのお城は世界遺産に登録されている。テントの屋根の色(赤と青)はこのティッチーノ州の色。旗にも、ナンバープレートにも、この色が使われている。

メルカートをぐるぐる歩いているとちょうど中心のあたりに広場があって、そこでおじさんがアコーディオンを演奏していた。周りには子供たちも寄ってきて、いい感じ。別の場所ではお昼近くにコンサートが始まり、そのとなりのバールではビールを飲みながら聴き入る人がたくさん。目の前には、おこちゃまをつれたお母さん。おこちゃまは、音楽というより私に興味津々(w)

 アンティークのお店には、昔つかわれていたであろう部屋の鍵や、アイロン、ブリキのおもちゃ、カメラなど気になる物がたくさん。ついつい買ってしまいそうになった。あぶないあぶない。
 歩き疲れた頃、ようやく12時。彼が学校から戻ってくる時間なので、合流し、ティッチーノ地方で作られた蜂蜜を買い、彼のご両親とランチのために合流。パパは毎週土曜日のこのメルカートがお気に入りで、行きつけのバールで友達と一緒にビールを飲んでいた。マンマはというと、私たちを捜していたらしい。でもちゃんと合流できてよかったよかった。

さっそく、ティッチーノ地方の料理が食べられるというレストランへ。ここのシェフおすすめのローストビーフが美味しいそうだ。冬の間はやってない屋外でのランチ。到着したときにはすでに満席で、みなが楽しそうに料理をほおばっている。こちらの街では(イタリアでもそうだったけど)、あまり大きくないから、メルカートに行ってもちょっと有名な美味しいレストランに入っても、はたまた街なかを散歩していても知り合いに会う。パパも彼も、席に着く前に何人かと挨拶を。東京で暮らしていると、こんなことはまずないよね。とにかく美味しかったしお腹いっぱい!

この日の夜は、彼の隣町ロカルノに住んでいる友達の家にディナーに誘われていて、ランチのあとに一休みをしてからまた出かけた。 ロカルノは夏に行われる国際映画祭で有名な、スイスとイタリアにまたがるマッジョーレ湖畔にある街だ。この日は年に一度のお祭りの日で、一晩中レストランが開いているらしい。街の中心にあるグランデ広場を始めどこもかしこも人人人。そしてあちこちでコンサート。家の中にいると、どの曲を聴いているのかわからなくなるくらい騒々しかった(w)

ロカルノは、数年前から何度も訪れていたけど、まさかまた今年くることになるとは思わなかった。しかも、ディナーで紹介された彼の友達が、私の知り合いの友達ということもわかって、びっくり。やっぱり、世の中は狭いらしい。
この日は昼も夜もたらふく食べて、就寝!太らないように気をつけないとなぁ!

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