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Sunday, 20 February 2011

トリノの夜は満月だった(2011/2/18)

目が覚めると、青空が覗いていた。今日はトリノ滞在最終日。ローマ近くのViterbo という街からの友達も会いにきてくれるということで、今日はトリノ市内観光の日だ。私はトリノ二回目、彼は初めてということで、地図を広げて「如何にも旅行者」という姿で街を練り歩いた。しかも2人とも一眼レフを構えているのだから、言うことなしだ(w)
話すことに夢中で、入ったらエジプト博物館もあまり覚えておらず、次の目的地までも道を間違え放題。それでもいい被写体がたくさんあっていい写真がたくさん撮れた。夕暮れを見届けた頃、滞在先の友達から連絡が入り合流。ポー川に辿り着く頃には日もとっぷり暮れて、まん丸な満月が街の灯を吸収したかのように、闇夜を照らしていた。
その後の夕食も話に花が咲く。こうして、トリノの最後の夜は更けていった…

Saturday, 4 September 2010

オルヴィエート〜バニョレジオ〜ラヴェンナ3(Orvieto~Bagnoregio~Ravenna)2010.7.19~25

死にゆく街(Il paese che muore)とも呼ばれているCivita di Bagnoregio

 7月21日、三日目はオルヴィエートからバスで一時間離れたチヴィタ・ディ・バニョレージオに行くことに。ここもオルヴィエートと同じように崖の上に作られている街だが、火山噴火による凝灰岩で作られている土地は風や雨などの浸食を受けやすく、いまもなお風化が進み「死に行く街(il paese che muore)」とも言われている。
オルヴィエートからのバスは1〜2時間に1本。行きと帰りをうま〜く組み合わせないと、都合良く回れないし帰って来れない。ということで早起きして7:50発に。「早ければそれだけ見るものもたくさんゆっくり見て回れるだろう…」と。
早起きが苦手な私は旅行中でもなかなか早く起きれない。でも『早起きは三文の徳』 と言うもので、バス停近くでは朝もやのかかった幻想的な風景を見ることができた。

朝7:30

いざチヴィタ・ディ・バニョレージョへ。流石にこんな早くから行く人はいないらしい。バスには一人だった。オルヴィエートを少し離れたところから見るとやはり崖の上の街というのがよくわかる。そして山をくねくねとのぼり丘をいくつも越えひまわり畑を過ぎ、走ること50分。運転手さんがバスを停めた。「あれ?まだ目的地じゃないような…」と思っていたら「ほら、あれがチヴィタ・ディ・バニョレージョだよ、写真を撮るなら今だよ!」と。道中写真をパシャパシャ撮り続けていたのを見ていたのか、一人だったことも幸いして教えてくれた。優しいねぇ!(あとから知ったことだが、復路は他にもお客さんがいたこともあり、そのビューポイントは素通りだった)

遠くからみるチヴィタ 右がバニョレージョ

そしてまた途中までおなじみ道をたどり、今度こそ目的地へ。 まずはバニョレージョに到着。チヴィタまではこの街を通り抜け、歩道を歩き続けなければ行けない。9:00近く。インフォメーションは閉まっている。仕方が無いのでバニョレージョを散策。
流石に朝早かったのかお店もほとんど閉まっており、 人通りも少ない。インフォメーションで地図やら情報やらをもらうことを前提としていたのでまずは開くまでぐるぐるぐる…10:30すぎ、ようやく地図・情報ゲット。暑い中いざチヴィタへ。

おや不思議! Che strano!
Civita [Il paese che muore]

バニョレージョの街が終わる頃、チヴィタへと続く道が開けてきた。
おおお。なんということ。これがチヴィタ・ディ・バニョレージョ。

凝灰岩から成る大地は独特の雰囲気を醸し出し「綺麗」というよりは「荒々しい」大地になっている。その不思議な風景のなかに、その街はぽつんと佇んでいた。その景観を守るため車では直接入れないようになっている。観光客は手前のバニョレージョに車を置き、そこから300メートルもある歩道を歩いてい行かなければならない。その不便さと風化が進み続けてもろくなった街から次第に住む人もいなくなり、今では数世帯20人程度の人しか住んでいないという。
橋の上は、ジリジリと照りつける太陽と容赦なく吹いてくる風に襲われ、 帽子やカメラが飛ばないように押さえるので精一杯。街に近づくと道は40度ぐらいの急斜面に!

Souvenire [IVANA]
立ちにくそうな階段でおしゃべり
ほどよい風にあたってうたた寝…
Bruschetteria 『La Cantina』
 到着すると一変、静かで落ち着いた中世の雰囲気を醸し出す街が待っていた。小さいながらもお土産屋さん「IVANA」やレストラン「Trattoria 『 Antico Forno』」オリーブオイルやさん(この日は残念ながらお休み)「Antico Frantoio」などが立ち並ぶ。 ここではブルスケッタが美味しいというので早速「Bruschetteria 『La Cantina』」へ。ドゥォーモ脇にあるこのお店はサラミやチーズなども販売している。せっかくだから外の席で。いろいろ試してみたいと言ったら、通常の半分の大きさにしてくれると言うので4種類(トリュフのペスト、パプリカ、生ハム、トマト)をチョイスした。パンはカリッとしていて上にのっている具はそれぞれ美味しい。私の中ではトリュフのペストが大ヒット!ほんとはもっと別のものも食べてみたかったけど、以外にお腹がふくれてしまった。


広い大地が続く
再度街をぐるっとして堪能して帰途につく。次のバスをのがすと3時間ないのだ。後ろ髪をグイグイ引っ張られつつもチヴィタを後にする。「思いつき」で決めたチヴィタ行きは大正解だった。交通の不便さとかバニョレージョでの観光が少ないとか待ち時間が長い(または時間がない)とかいろいろあったけど、それ以上にあの景観には圧倒され癒された。そう、こんなイタリアに今回は会いたかったのだ。自分の「ひらめき」にとても感謝☆

にゃろ〜ん
「うちの娘ったら…」そんな話が聞こえてきそう
この日の夕陽も綺麗だった
まるで女優みたいな。
オルヴィエートに戻り部屋で一休み。日も暮れる頃散歩に出るといつものように気ままな猫やおしゃべり好きのマンマたちが夕暮れ時を楽しんでいた。

アペリティーヴォで「ネグローニ・スバリアート」を注文
夜も22時近いのに町中は散歩する人でにぎわう
今日はどんな夢を見るのかな… Buonanotte!

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Tuesday, 3 August 2010

オルヴィエート〜バニョレジオ〜ラヴェンナ2(Orvieto~Bagnoregio~Ravenna)2010.7.19~25


やっぱりイタリアはピノッキオ!
  
二日目、今日は1日オルヴィエート散策!
崖の上に立てられているこの街の下には、たくさんの地下洞窟がある。エトルリア時代には食物の貯蔵庫として使用されたり、家畜が飼育されたりしていた。現在はそのうちのいくつかを、ガイド付きで探検できる、ということで早速行ってみる事に。ツアー(オルヴィエート アンダーグラウンド)は言語によって出発する時間が違う。チケットを買うときに何語が良いかをオーダーして、いざ出発。
洞窟への入り口は、崖を少し降りたところの遊歩道の先にあった。外のうだるような暑さとは打って変わって中に入るとひんやり冷たい。
オルヴィエート アンダーグラウンドツアーの入口
 
洞窟の中は思った以上に広く、大きな部屋とそれをつなぐ細い道で構成されている。ここは、馬が石を動かし小麦を挽いていた場所だったとか。ほかにも鳩小屋や、陶器を作るときの水桶がある部屋とか、とにかくさまざま。約一時間ほど、のぼったり降りたり一人がやっと抜けられるような細い道を通ったりと、迷路のような洞窟探検をして終了。数千もの洞窟がオルビエートの街の下にはあり、未だに発見されていない物もあるから正確な数字はわからないという。

「聖パトリツィオの井戸」は崖のふちにある。

次は「聖パトリツィオの井戸(il pozzo di San Patrizio)」へ。ローマ略奪の時代にこの地へ逃れて来た法王クレメンテ7世が、もしもの場合を備えて作らせたもの。幅13~14m、深さ62mものこの井戸は、螺旋階段で一番下まで降りる事ができる。しかものぼりと下りが違うから、人とすれ違う事がない。降りるごとに静けさが広がり、そして吐く息が白くなって行く...見上げると丸く切り取られた空はとても遠かった...。


井戸から生還するとやはり外は暑く、変わった声の蝉がジジジと鳴いている。石畳が続く街の中央通りを通って行くとお土産屋さんが立ち並ぶ。昔から陶器が有名で、家族ぐるみで経営している小さな陶器屋さんがならぶ。可愛らしいんだけど、持ち帰るのには重い...オルヴィエートのあるウンブリア州はイノシシ料理でも有名で、ワインやチーズなどを取り扱うお店では看板娘ならぬ看板イノシシがお出迎え。
看板イノシシがお出迎え
色とりどりの陶器が並ぶ。


そして今日もにゃんこわんこが気ままにお散歩。


夕方過ぎには、今度は街の下の崖の周りの散策道へ。ほぼ一周できるように舗装された散策道は、暑い時間帯を過ぎて犬の散歩やジョギングをする人たちがぽつぽつといたけど、ほぼ人も居なく、風の音と鳴き続ける蝉と、小鳥のさえずりのみ。今回の旅は、こういう自然の声を聞く機会が多い。


歩き続けてへとへとになっったころ、夕食の時間。気になっていたリストランテ「Le grotte del Funaro」へ。もともと洞窟だったところをレストラン用に改装したところで、昼間に探検して来た洞窟と同じような感じだった。こうやって、今も「生き続ける」洞窟も多い。本日はオルヴィエートの地方料理と書かれていた豚肉料理。オレガノと一緒にグリルされ柔らかくなったお肉の上にまろやかなソースがかけてある。デザートはティラミスが食べたかったけどなかったのでミントのババロア。チョコレートソースがけとあったけど、ババロアと同じくらいの量のチョコレートにどっぷり漬かっていた(w)
満腹になって外に出ると22時近く。明日はバスでバニョレジオまで。早起きだ!
Le grotte del Funaro

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